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Blog・Newsコロナウィルス対策で外科治療も根管治療も矯正治療もフル稼働 → 部品が壊れて交換に

コロナウィルス対策で外科治療も根管治療も矯正治療もフル稼働 → 部品が壊れて交換に
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まず最初に、未だコロナウィルス重症者患者と最前線にて治療にあたられている医療従事者の方々に最大限の敬意を表します。

感染症学会や日本政府は令和2年8月現在において「ピークは過ぎた」としていますが、まだ国内にはコロナウィルスによる重症者も出ています。佐世保市内においても我々歯科医師会が日頃お世話になっている、佐世保市保健所所長や佐世保市保健福祉部の部長も何回も何日もメディアに出ていらっしゃいました。個人的に朝早く出勤されている部長ともお会いしたこともあります。私たちが安心して暮らせるのも素早い対応をしてくださっている医療従事者と行政の方々のおかげです。


 

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思い起こせば、昨年度後半から私たち歯科も、相応の対応を迫られてきました。今現在も材料・器材によっては入らなくなって、困っている部分もあります。しかし、我々歯科はメディアのイメージ操作もありましたが、全国でも限りなく100%に近い割合でコロナウィルスの感染者を出していません。

何回も以前に書いてはいますが、当院もコロナウィルスが猛威を振るう前から、「クリアテック」社さんのオゾン殺菌の空気清浄機を天井に2機設置しています。(今度見つけてみてください)みなさまも空気清浄機をお持ちでしょうか?ご自身でメインテナンスを行うのは大変ではないでしょうか。実は当院の空気清浄機は1ヶ月に1回、清浄機本体とフィルター部分を外して、持ち帰られ、洗浄されています。

チェアについても以前より毎回、専門の歯科助手が消毒剤をスプレー後、拭き上げ、ヘッドレストカバーを交換し、滅菌パックから診査器具などを取り出し、配置します。しかし、残念ながらこのヘッドレストカバーは今やあまり入ってこなくなりました。新型コロナ肺炎の重症患者でもない通常の患者さんからはヘッドレストから何らかの疾患の感染はないと考えられますが、今になって他の医療機関・歯科医院もが取り組み始め、また他の優先するべき所に材料である不織布が流れ流通が追いつかなくなった、ということでしょう。

 

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舞台裏を知っている歯科助手やスタッフに「自分が治療されて良いと思う衛生状態にしなさい」と指導してきました。以前より、当院のスタッフの意識は高く、滅菌に関するミーティングも行われます。

少し前までは多くの医院さんで「外科処置の際のオートクレーブ(滅菌器)「クラスB」があります…!」という内容の広告も多かったのですが、最近は一般の方々の感染・滅菌に関するリテラシーが高くなったので、院内の感染予防にはそれだけでは不十分なことも知れ渡っているのではないか、というのは個人的な憶測です。

しかし、当院の感染対策は患者さんの感染予防だけでなく、「医療スタッフ」の感染予防も含まれます。特にピーク時の飛沫感染対策として、各チェアごとに設置されている口腔外バキュームはフル稼働していました。

口腔外バキューム6機、診療用バキューム6台分、6台分診療用チェアのタービン(削る器具)と3ウェイシリンジ(水や空気を出す器具)を動かすには4つのエアコンプレッッサーが必要ですが、当院のコンプレッサーは「東京技研」さんの比較的新しい機種ですので、フィルター機能を完備してます。そのため排気する空気もフィルタリングされ、裏のスタッフルーム、滅菌室、そして診療室、待合室にも汚染された空気が流れることはありません。

 

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しかし、従来は歯を削るタービンや歯石を取る超音波を使う時のみ使用する口腔外バキュームを常時フル稼働していたため、また耐用年数に差し迫っていたためか、負荷が大きかったらしく、部品が壊れました。

空気の流れはあるので、口腔外バキュームなど診療の道具は使えるのですが、これを機にエアコンプレッサーの消耗品を全てリフレッシュするすることにしました。正直、大きな支出、負担になりますが、かかりつけ機能強化型歯科診療所(か強診)、保険医療機関として、地域にあるためにはやるべきことです。

「か強診」の歯科診療所について、厚労省が定める基準をクリアしているので、衛生レベルについてはかなり高いと考えていただきたい所です。

エアコンプレッサーなどお世話になっている東京技研さんのE原さんに部品やフィルターの交換を行ってもらいましたが、写真を撮っておいてくれていました。

ま〜、汚れますね〜

リフレッシュしたところで、当院も気持ちを新たに再スタートです。

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